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コラム

2020年11月25日

「免許返納後の新しい『愛車』はちょっと問題も…」~本紙読者投稿より

個人的な話ですが、50歳の誕生日を過ぎてから取得した自動車運転免許証。私は70歳で腰痛になり、歩くことが困難になり、車に依存する生活を送ってきました。そんな自分にとっては断腸の思いであったが、家族や子供達に心配をかけないことも大事なことであるので、87歳の誕生日に「免許証の返納」決断しました。

 

免許証を返納してから一ヶ月が過ぎ、「運転経歴証明書」を交付していただきました。免許証を返納してからは、毎日放心したように呆然として一日を過ごす生活が始まりました。

新しい「愛車」は免許証が必要なく、両手でグリップを握るとアクセルとなり、握りを開くとブレーキの役割をする機能を持っています。練習して馴れてくると、思っていたより利便性もあるが、いろいろと問題点もあるのでびっくりでした。

・雨と風の吹く日は乗れない。晴天の日は直射日光だから熱中症対策が必要。

・充電に長時間を要する。雨の心配のない日に向けバッテリーの準備をすること。

・最大の悩みはスピードである。今まで車で5~6分の時間も、この「愛車」ではどれだけの時間が必要か。眠気に負けて崖下に転落して天国への旅立ちもある!

結論としては、老人は何もしないでボーっとして生きるのが一番の良策かも?(新潟県 Y・W)

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