高齢者のための情報サイト【日本老友新聞】

老友新聞
ルーペ

コラム

2020年12月14日

「終末期を考え、人生設計ノートを書き始め…」~本紙読者投稿より

夏の頃の話ですが、市から「私の人生設計ノート」なる綴りを頂きました。その数日後の、私の誕生日から書き始めようと思いました。
古希の折、自分流にですが、一応、自分の終末についてのことなどは書いていたのですが、頂いたノートは、より明細に記入できるように作られており、残る家族に本人の意思、希望が伝わり、心に添った最後を進めてもらえるものです。

私ももうヨボヨボですが、毎日畑に向かい、野菜作りを楽しんでいます。でも高齢の今、急な体調の変化をいつ起こすか分かりません。頭はどうにか普通でいられる今のうちに書いて、おきたいです。

まず、健康で長生きをし、万一の際は植物人間のような状態は御免蒙りたいです。

昨日、同い年の友達から電話がありました。

「免許の更新時をきりに、車の運転をやめます。今、家の中の不用品や身の回りの片づけをし、車で焼却場に何回も運んでいます。思い切るのは大変だけれど、片付けの真っ最中です」

私は驚き、さすがと感じました。
「一年間使用しなかったものは処分しなさい」と聞いたことがありますが、昭和一桁生まれは、その決断が出来ないのです。
ですが、友達からの電話に励まされましたので、今度私もやってみようかと思います。

戦中の 勿体無いが癖となり あれこれ溜まり 辛い断捨離(静岡県 S・O)

 

この記事が少しでもお役に立ったら「いいね!」や「シェア」をしてくださいね。

高齢者に忍び寄るフレイル問題 特集ページ

あなたの体験や感じていることを伝えましょう。

「投稿 読者コラム」のコーナーでは、随筆や提言、貴重な戦争体験や老人クラブなどでの活動記など、コラムを募集しております。

読者投稿の募集はこちら


見学受付中!長寿の森
見学受付中!長寿の森
  • トップへ戻る ホームへ戻る