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2017年02月27日

定年後をどう過ごすかで人生の質は決まる~スローライフ先駆者のドキュメンタリー『人生フルーツ』

人生フルーツ

主人公は津端修一さん(90歳)と妻の英子さん(87歳)。50年前、名古屋の近郊にあるニュータウンに土地を購入し家を建てた。生活はシンプルで質素だが、自然の恵みをいっぱいに受けながら仲睦まじく暮らしている。

――そんな老夫婦の四季折々の日常を綴ったドキュメンタリー映画「人生フルーツ」を観た。
夫の修一さんは、このニュータウンのマスタープランに携わった建築家。地形を生かし、雑木林を残して風の通り道を作るプランを立てたが、山は削られ谷は埋められて、経済優先の大規模化へ向かった。
修一さんは、ニュータウン内に300坪の土地を購入し、自然と共生する里山づくりを復活させるべく自ら実験を始めた。

50年たった今、雑木林に囲まれたガーデンには、70種類の野菜と、柿・栗・イチゴ・甘夏・クルミなど50種類の果実がふたりの手で育てられている。
半ば自給自足の生活だから朝から晩まで忙しい。落ち葉を土に返し、種をまき育て、収穫して調理し食す。多忙な日々だが、ふたりは決して無理をせず、毎日を楽しんでいる。いわばスローライフの先駆者だ。そんな豊潤な生活を「時をためてゆっくりと」とふたりは表現する。

超高齢化社会といわれて久しい。定年後の日々をどう過ごすかで人生の質は決まると言われる。

『長く生きるほど、人生はより美しくなる』

修一さんが手紙にしたためた一文だ。

映画の中で流れる樹木希林さんの「 風が吹けば枯れ葉が落ちる/枯れ葉が落ちれば土が肥える/土が肥えれば果実が実る/コツコツゆっくり…」というナレーションが印象的だった。(老友新聞社)

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