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【天】「独り居のそっけなき夜や雪明り」留守居の独りか独居の独りかは不明ですが、どちらにしても夕食もその後の家事もすぐ・・・
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【一席】「新しきろうそくの火を灯すごとけさ一輪の薔薇(そうび)を活けぬ」 一輪の薔薇を活けた朝、まるで新しいろうそく・・・
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【特 選】過ちを「傷」にするか「糧」にするか、人間は過ちを過ちと認めることから進歩が始まるのかもしれません。・・・
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【天の位】「年賀ハガキの番(つがい)の鶏も仲良く並んでとび回る」 酉年の「とり」は「にわとり」のことで見たままに干支・・・
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【天位】「ゲーム派とラジオテレビ派住む家族」 何時から、どうしても見たいテレビがあるんだ」「イヤ、私は何がいい」「私・・・
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【天】「追憶に音なかりけり初時雨」確かに過去を思い出す時、色はあっても音はまず無いと思います。追憶にひたる作者の、懐・・・
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【一席】「夜の海にただ一隻の観光船灯りいっぱい玄海を往く」 灯りを煌々と輝かせて行く一隻の観光船。そこだけが明るいの・・・
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【特 選】ご高齢でありますが、伸びやかな筆致で生気ある筆調にて紙質と墨量が合致し古意を含み、秋気が表現されており特・・・
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【天の位】「愛の手料理笑顔のお酌酒は明日への力水」
この作を天位に抜く選者はいかにも大酒飲みのようですが、手酌一合・・・
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【天位】「早すぎる時の流れに乗り遅れ」 東海道新幹線が出来た頃、あるインド人の方があまりにも速いので、景色を見るのも・・・