趣 味
【天の位】「愛の手料理笑顔のお酌酒は明日への力水」
この作を天位に抜く選者はいかにも大酒飲みのようですが、手酌一合・・・
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【天位】「早すぎる時の流れに乗り遅れ」 東海道新幹線が出来た頃、あるインド人の方があまりにも速いので、景色を見るのも・・・
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【天】「新米を送りて絆深まれり」米を主食にする我々にとって、新米を口にする喜びは格別です。そんな新米を送った人、送ら・・・
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【一席】「三人の戦死の碑(いしぶみ)苔むして山の墓処(はかど)は風鳴るばかり」 「山の墓処は風鳴るばかり」に戦後70・・・
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【特 選】一行目の中心がややずれていることが残念ですが、生気ある筆調で形意よろしく、安定感があり、大胆に送筆された・・・
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【天の位】「息子夫婦が思いのままに作る野菜の出来のよさ」
新しい技術や精神を取り入れて次代へ繋ぐ農業。親世代として・・・
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【天位】「診察に紹介状がものを言い」 妻が足の痛みで、お医者に行くことになり、私の長年の主治医に紹介状を書いてもらい・・・
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【天】「貝殻を共に拾いし夏終る」一緒に拾った人と作者との関係は読者の想像にまかせています。そのヒントになるのが貝殻で・・・
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【一席】「遠くよりアイスキャンディー売る声が聞こえて子等は駆けだしていく」 アイスキャンディ売りの声に駆けだしていく・・・
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【特 選】緩急肥痩の変化を取り入れて、気宇雄大にして創作力と意欲が表面化されており特選とします。「是」字の横線を流・・・