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2025年04月23日

「眼の手術終えて独りの冬の家」2025年4月入選作品|老友俳壇

老友新聞2025年4月号に掲載された俳句入選作品をご紹介いたします。(編集部)

眼の手術終えて独りの冬の家

王田 佗介

体のどこの手術であっても、術後は何かと不自由な身です。寒い季節、それも独り住まいなら心細さひとしおでしょう。でも手術は無事に終えたのです。その安堵感もしのべます。

望郷の念めらめらとどんど焼

鈴木 曻

どんど焼は小正月に注連飾や門松を焼く火祭の行事です。昔は盛んでしたが、今も小規模に行っているところもあるでしょう。燃え上がる火を見て、故郷を懐かしむ強い気持が「めらめらと」から伝わります。

針箱の整理整頓雪の昼

櫓木 香代子

昔はどこの家にもあった針箱、針や糸、鋏、釦などを入れておく箱です。こまごまとした物が多いので、中は乱れがちになります。雪の降る静かなひと日、落ち着いて整理出来そうです。

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