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コラム

2017年02月15日

後見人に全財産を託すのが不安…成年後見制度での不正から身を守るための「技」は?

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私は、息子から成年後見の申立をすると言われています。私としてはまだ大丈夫と思っているのですが、息子によると私にまかせておけないとのことで、前向きに考えています。

しかし、新聞やテレビなどのニュースで、後見人が預かっている財産を不正に使い込んでいるという事件をよく耳にします。折角後見人を選任してもらっても、それが原因で財産を失ったり、子供の間でトラブルが起きるのも避けたいのですが、大丈夫でしょうか。

答え

平成25年の家庭裁判所の統計によると、年間3万5千件近くが成年後見制度を利用しているとのことです。しかし残念ながら、おっしゃる通り後見人の不正もあとをたちません。

そこで裁判所は、一定の資産がある場合、これを信託会社に預けさせて、必要に応じて家庭裁判所の許可のもとに引き出すことを認める「信託制度」の利用をすすめております。

一方で、後見人を監督するために更に「後見監督人」を選任することにより、2人体制でチェックをさせようともしております。

これらの制度を利用することにより、後見人の不正はなくなるのではないかと思います。しかし、ゼロになるかは疑問です。やはり信頼出来る後見人を選任するのが一番です。

あなたの場合、財産が一定以上ある場合は信託を利用するなどして、後見開始の申立をすれば安心ではないでしょうか。正確ではありませんが、後見人の管理する手持資金は500万円位でもいいのではないかというような意見もあるようです。

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