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2024年04月09日

災害が起きる前の「備え」

人は自然には抗えない。新年元日に、私たちはまたしてもその事実に直面した。では、抗えないならどうすれば良いのか……「そのとき」に備えて事前に対策をしておくことこそ重要だ。常日頃言われていることだが、改めて振り返ってみよう。令和6年能登半島地震により被害にあわれた皆様に謹んでお見舞い申しあげるとともに、被災地の一日も早い復旧を、心よりお祈り申し上げます。

飲料水は1人1日3リットル目安に
貴重品や備蓄品はまとめて

防災として何をするべきか、ランダムに考えるよりもテーマを分けた方が覚えやすいだろう。

1つ目は、具体的に防災グッズ準備や家族間の連絡手段の確認など、「災害が起きる前にできること」。2つ目は「防災情報と警戒レベル」で、その知識をもとうというもの。
そして3つ目は「避難はいつ、どこに?」。災害の情報収集のしかたや、警戒レベルでの避難判断、状況に応じた避難場所を確認しておくことだ。この中で今回は特に「災害が起きる前にできること」に焦点を当てる。
ここでもポイントを分けるとわかりやすい。

①家具の置き方
家具が倒れないように壁に固定るする。寝室や子ども部屋にはできるだけ家具を置かない。置く場合は背の低いものを。手の届くところにヘ懐中電灯や履物、そしてホイッスルを常備する。

②食料、飲料等の備蓄
水と非常食、備蓄品はそれぞれ3日分準備(大規模災害の場合は1週間分ともいわれている)。飲料水はひとり1日3リットルが目安。
非常食はお湯を注ぐだけで食べられるアルファ米や缶詰、チョコレートや羊羹、ドライフルーツなど備蓄として保存のきくものを。
生活備蓄品は懐中電灯、トイレットペーパー、アルコール、簡易トイレ、ガスボンベなどを。
※参考『東京備蓄ナビ』
https://www.bichiku.metro.tokyo.lg.jp/

③防災バッグの準備
備蓄品はひとまとめにし、いざというときにすぐ持ち出せる場所におくことが大切だ。
準備するものは先に提示したものの他に貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証、マイナンバーカードなど)、常備薬、救急用品、ヘルメットなど、マスク、ウェットティッシュ、口内洗浄液、衣類、下着、タオル、携帯ラジオ、予備電池、カセットコンロとボンべ、ラップ、携帯電話充電器など。
夏なら汗ふきシート、うちわ、着替えの下着、虫よけスプレーも活躍する。
最低でも3日分、大規模災害を想定して1週間分を用意したい。
防災の情報提供とともに、防災グッズのリスト等を作成している市町村も多い。それらを参考にしてもよいだろう。

④家族の安否確認方法
災害の発生時に家族がバラバラになっているときは、どの方法で安否確認するか、事前に決めておくことが大切だ。携帯電話が不通になったら『災害伝言ダイヤル』や『災害用伝言板(web171)』にメッセージを残すことも候補にいれよう。
『災害用伝言板(web171)』は携帯電話からインターネットにアクセスし、文字入力で伝言を残すというもの。送りたい相手に通知もできる。

※『災害用伝言板(web171)』
https://www.ntt-east.co.jp/saigai/web171s/shikumi.html

 

避難場所までの経路を確認

⑤避難場所、避難経路の確認
災害が発生したときに慌てないように、事前に避難場所を確認しておくことも大切なことだ。
勤務先の最寄りの避難場所、利用している施設や病院の最寄りの避難場所、それぞれを把握し、家族全員で共有しておきたい。また、避難場所までの経路を、歩いてみることもおすすめする。

1923年(大正12年)に発生した関東大震災から100年が過ぎた。その節目に東京都は、防災ブックをリニューアルした。ご自分の地域の防災ブックの有無を一度確認をされてはいかがだろうか。また、防災に関するサイトも数多ある。ぜひご覧頂きたい。日頃の準備こそが命を守ることを、忘れないでいたい。

※関連サイト
内閣府『防災情報のページ』(https://www.bousai.go.jp/
TEAM防災ジャパン(https://bosaijapan.jp/

東京都発行の防災ブック『東京防災』

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