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2016年04月01日

2016年4月入選作品|老友歌壇

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一 席

いさかいを繰り返しつつ古稀過ぎて朝餉の卓に淡き日が差す

福田 浩明

朝食のテーブルにさす淡い日が、現在の穏やかで幸せな日々を感じさせます

二 席

亡き夫の二十六文地下足袋の音ヒタヒタと冬夕茜

上田 昭子

「二十六文」と具体的に描いた事で、仕事から帰って来る地下足袋のご主人の姿が読者によく伝わります。

三 席

天井の紋様を終日眺むれば一編の物語織られゆく

村上 重晃

天井の模様を見ているうちに一編の物語が想像された。作者の自由な発想が素晴らしいです。

佳作秀歌

滑り台すべり終えたる幼児のふと得意なるポーズを見せる

荻野 徳俊

幼児のふと見せた得意気なポーズを良く見て、的確に詠っています。

投函の小さな音を確かめて杖を頼りに帰る吹雪く中

平澤 英一

「小さな音を確かめて」に安堵感が滲んでいます。

指ひとつ雪の深さに立ててみて今日の散歩の道順決める

多田 シズモ

散歩の道順を毎日変えておられるのでしょう。明日はどんな方法で決めましょうか。

縁側で雪、雪、雪を出て見よと息子が呼ばう田方野に雪

塩谷 千鶴子

雪が珍しい場所にお住まいの作者。雪が降った時の驚きが率直に表現されています。

ほどほどに飲み過ぎるなよと言いながら姉は故郷の地酒を寄越す

王田 佗介

お姉さんの、優しくもユーモア溢れる心遣いを感じさせますね。

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