趣味
2026年04月27日
「付添ひの帰りはひとり春の雪」2026年4月入選作品|老友俳壇
老友新聞2026年4月号月号に掲載された俳句入選作品をご紹介いたします。(編集部)
天
付添ひの帰りはひとり春の雪
佐野 智津子
病院へ行く人の付添いでしょう。ともに行く人は急遽入院することになったようです。その病人を案ずる気持に、春雪のなか独りで帰らねばならなくなった心細さが重なります。
地
九十路まだ主婦の座やとろろ擂る
近藤 貞子
九十代になっても主婦の役目を果たしつつ暮らす元気な人です。おそらく料理も上手で、食卓にはいつも美味しい手料理が載るでしょう、健やかな主婦の座が続くことを祈ります。
人
冬麗や富士の威容を仰ぎ見る
下田 尚保
冬麗は寒い日々のあとの穏やかな晴天の日を春の麗かさに喩えて言う季語です。そんな冬晴に見る富士は一層威厳に満ち、気高くも見えます。作者は畏敬の念をもって仰いでいます。
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