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2021年09月07日

「病む友の般若心経蝉しぐれ」2021年9月入選作品|老友俳壇

老友新聞2021年9月号に掲載された俳句入選作品をご紹介いたします。(編集部)

病む友の般若心経蝉しぐれ

佐野 磯雄

蝉時雨を聞くうちに、かつて友人が誦していた般若心経のように聞こえたのでしょう。その友は今患っているのです。それも重篤な病状ではないかと想像します。友の命を思いやる切ない作品です。

一滴の音色涼しき水琴窟

森井 睦子

水琴窟は庭園に仕掛けた水瓶に落ちる水音を楽しむ装置で、弦を弾くような音がします。この水たったの一滴ですが、暑さのなか涼しさを演出してくれた貴重な水音です。

赤ちゃんのほっぺのような桃に触れ

小関 泰子

この桃は岡山県産に多い白桃をイメージします。密毛のある外皮に触れた時の触感が、ふっくらと柔らかい赤ん坊の頬のようだったという喩えですが、この感触は作者に生気をもたらした感じがします。

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