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2024年01月29日

「日記帳余白ばかりで暮となる」2024年1月入選作品|老友川柳

老友新聞2024年1月号に掲載された川柳入選作品をご紹介いたします。(編集部)

天 位

日記帳余白ばかりで暮となる

岡本 政子

長年つけてきた日記。この一年は特筆すべきトピックもなかったなあという感想。刺激の乏しくなった老境の悲哀が迫ってきて、じんとしますね。

地 位

メールでは伝えきれない胸の中

中川 栄子

一緒に住んでいない家族や友人とのやりとり。郵便や電話よりメールを使う場面が増えている中、本当の想いは伝わらないもどかしさ。共感します。

人 位

焼く度に秋刀魚の詩を浮べけり

倉澤 登美子

食卓を彩る秋刀魚の塩焼。文学好きな作者は、佐藤春夫の人間臭さあふれる詩を台所でいつも思い浮かべるという。豊かな精神生活の発露でしょう。

五 客

公園を一人じめする枯落葉

鈴木 とく

「枯落葉」は、役に立たなくなったものの代名詞。それが公園を独占するというのですから、ある意味痛快な情景ですよね。

ボーナスはないが月賦の払いあり

新井 純一

現役時代と違ってボーナス支給はなし。しかし、まだ返済中の月賦はしつこく残っている。身につまされる話ですね。

老友に気の合いそうな人が居る

王田 佗介

老友新聞の投稿欄。常連入賞者の作品から人柄を想像し、自分と友達になれそうな人を見つけるのも一つの喜びですね。

四苦八苦出来ぬ一句の秋夜長

中川 栄子

作品がすぐに出来る時もあれば、苦戦する場合も。苦吟の様を秋の夜長という季節感に結びつけたセンスに拍手です。

久久の相合傘や初時雨

鈴木 曻

いくつになっても異性と同じ傘に入るのは胸ときめく事でしょうか。俳句でも通用する文学性と初々しさが同居する魅力が。

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