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コラム

2016年09月01日

防災の日に思い返す震災の記憶…対策は万全ですか?

9月1日は防災の日。全国各地で防災訓練などが行われている。
台風や地震、津波などの災害を見越して、日頃から防災対策は整っているだろうか。
老友新聞でも、これまで幾度となく防災対策についての記事を取り上げて来たが、今回は本紙読者がまだ幼かった頃の震災の記憶を綴ったお便りを紹介しよう。

震災の恐怖

(神奈川県 H・I)

熊本地震のニュースを見て、私も昔日体験した事を思い出します。
それは関東大震災からすこし経った後のこと、関西で大きな地震がありました。

私は当時、京都府丹後の地にて夕食をとっていました。すると突然家が揺れて家財道具が倒れて身の危険を感じ、父親に手を引かれて家外に飛び出しました。私は父親にしがみついていました。
 余震は夜中まで続き、眠る場所も見つからず、皆が集まっている場所で夜を明かしました。

 それに比べても、今年発生した熊本地震の大きさには驚かされます。テレビで見る画面の揺れ方があまりにも大きく、そして避難者の方々の様子が私の体験とよく似ており、背筋に悪寒を感じました。
 突然の天災に、被災者の皆様の不安と安否の様子が気遣われます。一刻も早く余震が去り、心に安どのゆとりができることを祈っています。また亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。(老友新聞社)

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