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2019年10月24日

10月は特選1作品、無審査2作品。|皇寿書壇2019年10月入選作品

10月は特選が1点と、2つの無審査作品が選ばれました。(編集部)

特選

谷後 明子(桂明)

読み=(遺)烈は猶ほ存す。
玄化は曠くして歴代帝王中第一の能書家である唐・太宗皇帝の筆意雄渾なる晉祠銘を臨書して下さいました。
原帖の形意を良く捉えて六文字を無理なく質朴に纏め、真面目な学書態度に好感。運腕をより大きく書されたならば更に見映えする作となったことでしょう。

無審査

藤田 貢外

最も王羲之の草法を得た孫過庭の書譜の臨書作は良く形臨されておりますので、これに入筆する鋒先の角度や太い線細い線を注意深く観察し表現されますと、より原帖の形意を得ることでしょう。
自運書の六文字作は白菊が揺れ、ひっそりとした秋風を表現されているかのように律動した作に仕上がっております。
春はあお(青春)、夏はあか(朱夏)、秋はしろ(白秋)、冬はくろ(玄冬)と秋の色は紅葉の赤や黄色を思い浮かべますが、古来「白」で表現されておりますね。「習慣…」と書かれました作は、筆圧や運筆の速度が紙と合致し、墨色美しく引き締まりある線条は清勁です。
書譜を臨書されておりますので、「習・然」字などは孫過庭のくずし(字形)に似ていて、背臨を兼ねた効果的な学書をされております。

齋藤 北城

隷書作は手漉の紙を使用されて、ほど良いニジミと掠れが生じ、磨崖(自然の平たい岩壁)へ彫りつけた石門頌・楊准表記などの素朴さと野趣が表現された作となっております。
「楽」字の横線の入筆と波磔が、ほか四文字よりも勁く均衡悪く感じることが惜しまれます。
「翰墨…」と書した作は、骨力ある形意で送筆の呼吸よろしく、悠然たる筆調で布置よく纏め見応えある作となっております。

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