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2019年05月08日

「一輪ずつ咲きつぐ厨のハイビスカス今日待ちわびたる南風となる」2019年5月入選作品|老友歌壇

老友新聞2019年5月号に掲載された短歌入選作品をご紹介いたします。(編集部)

一 席

一輪ずつ咲きつぐ厨のハイビスカス今日待ちわびたる南風となる

上田 昭子

風が南に変わった、と感じた瞬間があったのです。「作者にとっての春」到来を捉え、的確に表現されました。

二 席

無造作に夜の机に置かれたるペーパーナイフの銀の妖しさ

荻野 徳俊

夜の机の上で鈍く光っているペーパーナイフ。そんな日常的な物に詩心を刺激された作者の感性。

三 席

敷島の大和ことばは遠のきて若者の手にメール飛び交う

櫻井 美智榮

「敷島の」は「やまと」などにかかる枕詞。メール全盛の時代でも、美しい日本語を大切に歌をつくっている若い人達も多くいる事は一筋の光ですね。

佳作秀歌

蝋梅の香り閉じ込め春雪は枝にからんで雫となりぬ

飛田 芳野

「香り閉じ込め」が秀逸ですね。淡い春の雪の様子を美しく表現されました。

今日もまた窓の外には野良猫がガラス越しにてテレビ見ており

鈴村 三保子

ユーモラスでほのぼのとした情景。猫にも好きな番組があるのではと思わせます。

花を見てまた花を見ていつのまにあなたの家の近くに来ました

岸 慶子

「あなたの家」は桜並木の端にあるのでしょうか。桜の美しさ儚さを思わせる相聞歌

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