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2017年12月18日

猛威を振るうインフルエンザ!今年はワクチンが足りない!?自分でできる予防法について

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もう12月も後半。この時期気を付けなければならないのはインフルエンザである。例年11月頃より猛威を振るい始め、ちょうど今の時期は感染のピークを迎えているが、すでに予防接種はお済みだろうか。

 インフルエンザに感染してしまうと、38度~40度近い高熱を発し、体がだるい、痛いなどの症状も現れる。日頃健康な若者でも、いざ感染すると大変辛い思いをするが、ましてや体力の落ちた高齢者が感染すると重篤な症状、さらには合併症まで引き起こす可能性も高いため注意が必要だ。

 インフルエンザのワクチンは、接種したとの日から効果を発揮するものではない。これは、体の中でウイルスに抵抗するための抗体を生成するのにある程度の時間を要するためである。ワクチンの予防効果が表れるのは接種後2週間後くらいからと言われているため、流行する時期よりも少し早めに接種をしておいた方が良いのだ。

 また、一度予防接種をしたからといって、その効果がいつまでも続くものではない。ワクチンの効果が持続するのは5カ月ほどのため、昨年予防接種を受けたからといって、今年受けなくても良いというわけではない。

 また、インフルエンザウイルスはよく「香港A型」などという呼ばれ方をする。インフルエンザウイルスにはこの「型」というものが数多く存在し、大きく分類するとA型、B型、C型の三種類で、さらにそれぞれ細かい分類が存在する。インフルエンザはその年によって流行する型が異なり、この型の違いによって有効なワクチンの種類も異なる。インフルエンザワクチンはその年に流行しそうな型を予測して、毎年新しいものが開発されるため、毎年接種する必要があるのだ。

インフルエンザ接種の目的は…
「感染しても重症化抑える」

 ところで、きちんとワクチン接種をしたのに、その年にインフルエンザにかかってしまったという方もいるかもしれない。確かにワクチン接種で100%感染を防ぐことができるわけではなく、たとえワクチンの型が一致したとしても、予防効果は70%~90%とされている。

 実は、インフルエンザワクチンを接種する一番の目的は、感染を防ぐことではなく、感染した場合でもその発症を抑えること、また、もし発症したとしても、重症化するのを予防することである。

 免疫力が落ちている高齢者の場合は、インフルエンザに感染することによってさらに免疫力が低下し、他のウイルスに感染する確率が高まる。とくに肺炎を引き起こす可能性が高く、最悪の場合には命を落とす危険もあるので注意が必要だ。

十分な栄養と休養とる
マスク着用、感染防ぐ

 インフルエンザワクチン接種の大切さをお分かりいただいたところで、もうひとつ、自分自身で出来る予防策をお伝えする。

 まずは日頃から体調を整え、十分な栄養と休養を取って、体力・抵抗力をつけること。そして肝心なのはインフルエンザの感染を防ぐこと。インフルエンザウイルスは、感染者が咳やくしゃみをした際に口から飛び出し、とても小さくて軽いため、しばらくは空気中を漂っている。そのウイルスを吸い込んで感染したり、階段の手すりや乗り物のつり革などに付着したウイルスも感染源となる。

 そのため、まずは空気中のウイルスを吸い込まない様に不織布製のマスクを着用すること。そして、なるべく人込みを避けることだ。さらに外出から帰った時にはよく手洗いやうがいをすること。手洗いの後は、できればアルコール消毒を行うと良い。また室内は加湿器などを利用して適度な湿度(50%~60%)を保つようにする。空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能も低下してしまいウイルス感染を起こしやすくなってしまうためだ。

インフルエンザ予防策

 インフルエンザに対する予防策について表にまとめたので参考にしてほしい。予防接種の受付開始時期や料金などについてはかかりつけの病院にご確認を。感染・発症してしまうと非常に苦しい思いをするので、ぜひ早めの対策を心がけていただきたい。(老友新聞社)

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