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2020年12月21日

12月は特選1作品と無審査が3作品。|皇寿書壇2020年12月入選作品

12月は特選が1作品と無審査3作品が選ばれました(編集部)

特選

吉田 美枝子(紫芳)

読み=蘭雪竹雨(蘭の上に降り積った雪、そして竹に降り注ぐ雨)
清らかさの形容をすっきりと清雅な趣で四文字を纏めて下さいました。落款に少々難が有りますが直勢に近い造形で懐広く清勁に運ばれた墨線は生気が有り独自性のある構成で表現されていることを評価し、特選とします。

無審査

栗野 孤舟

二点共に沈着な運筆で呼吸の流れよろしく送筆され整斉なる字形で格調高く紙面の中央に空間を造り、落款すっきりと布置定まり大変見映えする作です。
臨と記されておりますがどの古典を臨書されたのか記載がありませんので義之の書風として評価させて頂きました。

森重 八舟

蘭亭叙の臨書作は手漉の半紙と墨とが相まって線がくっきりと鮮かに冴え運筆は急がず、ためらわずに引かれ律動感ある線質で仕上げているこが良い。
「暢・歓」の字はより太い線・細い線の変化や抑揚を付けて書かれますと原帖の意に近づきます。
九成宮醴泉銘は点画が巧みに離れ不用意に接触せず引きしまった中にも一種のゆとりがあり気品が高く用筆の理や結構の法が明らかです。
ご出品下さいました作は「群」字の縦線が稍ゆがんでしまったことが惜しまれますが、全体的には切れ味の良い線条で健勁に原帖の形意を捉えています。
是非この充実した筆線で自運書のご出品をお待ち申し上げます。

齋藤 北城

「千峰…」とお書き下さいました作は手漉の紙にしっかり墨線が食い込んで沈着で伸びやかに自然な筆致で五文字を纏められ、温潤で緩急肥痩の変化がある「葉」字などからは美しく染まった峰々の風景が想像されます。
もう一点の自運書作は浮線なく確りした筆調で全体を纏めておりますが、一行目の三文字は軽快に線が走り二行目の「雨開」字の墨量ある温和な線とが幾分雰囲気が違うことが残念に思います。

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