趣 味
【天の位】「達磨に目を入れ沸く万歳に深々お辞儀の日焼け顔」 当選した瞬間のこの味。選挙と一言も言わずに事務所の動きと・・・
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【天位】「お金より若さがほしいバースデイ」老友新聞読者の皆さん、どなたも同じ。しかしやっぱりお金も欲しい。・・・
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【天】「日脚伸ぶ姿見の向き少し変へ」姿見を見易い向きに変えたのでしょう。部屋に射しこむ日差しの変化は季節の変化を知る・・・
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【一席】「スキップの少女春風連れながら菜の花畑を遠ざかりゆく」春の光景をさわやかに詠みました。結句「遠ざかりゆく」の・・・
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【特選】「其」字の三画目の線が重いようにも感じられますが鋭い筆致で小気味良く一画一画確りと運筆されて肥痩の変化も巧・・・
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【天の位】「直樹“劇場”新作できた早く読みたい新潮誌」 お笑いコンビ・ピースの又吉直樹氏の第一作目の小説「火花」に続・・・
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【天位】「半世紀老いることなし妻の味」素晴らしい事です。長生きしますよ。・・・
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【天】「一匹が一枚となり干鰈」干す時はまだ一匹と称していた鰈、干して薄くなれば当然のように一枚と数えていますが、鰈の・・・
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【一席】「塵あくた流れる川のひとところ茜の空を映していたり」短歌に「ごみ」を詠みこむ事は難しいものですが、敢えてその・・・
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【特選】無駄のない的確な運筆で布置も良好です。引きしまった書線で結体も緊密感を有し、緩暖肥痩のバランスも良く季節感・・・