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2018年07月19日

連日の猛暑日!夏を乗り切る熱中症予防グッズを紹介

今年の夏も暑い。去る5月16日には全国187地点で早くも真夏日を記録。これは、毎年100地点以上で真夏日になった日の最速記録を更新した。さらに、気象庁の予測によると今年6~8月の気温は、平年並みか平年より高い確率が80%以上という。そこで今月は、様々な熱中症予防グッズをご紹介しよう。

気化熱を利用して温度を下げる
ミスト機能付小型扇風機『クイッククール』

1面「熱中症対策」30年7月号写真2(ミスト付き扇風機)

ミスト(霞よりやや濃い、霧状の液体)機能がついた小型扇風機。
液体は気体になるとき、周りの熱を奪っていくという気化熱の作用を利用したのがこの商品だ。ミストを浴びた肌に風が当たり、ミストが蒸発するとき、肌表面の温度は5秒で5度下がるという。汗腺機能が低下しており、熱を体にためこみやすい高齢者には最適な商品だといえよう。室内でも屋外でも気軽に使用できるのも魅力だ。
同社では、首から下げて使える小型扇風機『マイファンモバイル』(1200円+税)も販売。作業をするときに両手が自由になると好評だという。クイッククールは880円+税。
販売/大作商事 TEL0120・120・959

5段階アラームで注意喚起する温湿度計
『デジタル快適計Ⅲ』

1面「熱中症対策」30年7月号写真1(エンペックス デジタル快適計Ⅲ)

高齢になると温度に対する感覚が鈍る。また、室内の日差しは屋外よりも弱く、誰でも熱中症に対する警戒が緩んでしまう。ならば、「今、危険ですよ!」と知らせてくれるものがあるとよいのではないか。
デジタル快適計Ⅲ(2500円+税)は「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の5段階の注意目安をフェイスアイコン(顔のマーク)で知らせてくれる。さらに「厳重警戒」「危険」時には熱中症アラーム音と赤色ランプで注意喚起をするのだ(入切可能)。1日に何度か室温等を確認する習慣もつくことだろう。

販売/エンペックス気象計 TEL03・3494・4011

首を冷やし脳を常温に保つ
涼感維持ネッククーラー『マジクール』

熱中症予防には、脳の温度を常温に保つことが有効だ。そのためには、脳に近い首の血管を冷やすことだ。
マジクール(899円+税)は、水を含ませて首に巻くだけ。しかも濡らしてすぐ着用できる。冷感は20時間持続するという。薬品、薬剤不使用というのも、嬉しい事項だ。
販売/大作商事 TEL0120・120・959

ベスト型クーラー『アイスバックⅡ』

ベストともリュック型ともいえる形状のバッグに、専用のジェル保冷剤を入れて着用。背中上部を冷やすというもの。薄型で背中に密着するので、体を動かしても邪魔にならない。健康状態に不安のある方は、かかりつけ医などに相談のうえ使用することをお勧めする。価格は2980円+税。
販売/ブレイン☎06・6572・1581

過去の東京消防庁のデータによると、熱中症で救急要請があった高齢者(65歳以上)の半数以上は、住居施設内での発生だったという。
熱中症対策をしっかりとし、元気にこの夏を過ごしていただきたい。(老友新聞社)

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