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2020年01月07日

「潮引きて洲が青みゆくあたり季をたがわず上る白魚」2020年1月入選作品|老友歌壇

老友新聞2020年1月号に掲載された短歌入選作品をご紹介いたします。(編集部)

一 席

潮引きて洲(しま)が青みゆくあたり季(とき)をたがわず上る白魚

松尾 勝造

毎年約束の時期に上ってくる白魚。「青みゆく」と「白魚」の色の対比が良く、上句と下句のバランスも絶妙です。

二 席

茶屋街の千本格子に入りくるやわらかき光に時を忘れる

内野 光子

石川県加賀東茶屋に取材した歌。茶屋が軒を連ね、雅な中にもモダンさが感じられる一角。「光」に的を絞り印象的な一首になりました。

三 席

バス亭に「柳の御所」と残す町改めて思う門司の歴史を

多田 シズモ

「柳の御所」という名前がバス停に残されている門司の町。皆さんの住む町にも、歴史を残すバス停や駅名があるかも知れませんね。

佳作秀歌

常緑樹の多き山に銀杏の彩(いろどり)極まる霜月なれば

櫓木 香代子

緑の木々の間に、銀杏の黄色が美しく際立つ十一月。くっきりとした印象の一首です。

釣り針を外れ落ちたる紅鱒の鱗が折々光る川岸

荻野 徳俊

鱗が光る秋晴れの川岸。冷たい水と澄んだ空気を感じさせます。

霊峰の富士も祝福初冠雪即位の今日に合わせたるごと

勝亦 はる江

即位の日に初冠雪した富士山。この日に降っていた大雨も急に晴れて虹が出ましたね。

我がペット老の歩みを気遣いてか顔を見ながら足を合わせる

鈴村 三保子

そんな様子に可愛さもひとしおでしょう。ペットに服を着せたい方の気持ちがわかります。

三人の子等は結婚記念日をそれぞれ祝う伊勢神宮に

阿部 サウ

作者ご夫婦は参拝せずじまいでしたが、今、夫婦揃って参拝できる子供達を見ることができる幸せを感じさせます。

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