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2021年06月07日

「春光の空の一点高らかに天下取ったと雲雀(ひばり)囀る」2021年6月入選作品|老友歌壇

老友新聞2021年6月号に掲載された短歌入選作品をご紹介いたします。(編集部)

一 席

春光の空の一点高らかに天下取ったと雲雀(ひばり)囀る

王田 佗介

別名「春告鳥」とも言われる雲雀。「空の一点高らかに」が、空へ真っ直ぐ飛ぶ姿をよく伝えていて気持ちの晴れ晴れする佳吟です。

二 席

激痛とたたかう友を見舞う日々何(いず)れが哀れか何れも哀れ

荻野 徳俊

病とたたかう友と、その苦しむ友を見舞う作者。友の苦痛を我が苦痛と思うからこその結句「いずれも哀れ」が響きます。

三 席

青空に黄金波打つ麦秋の呼び名懐かし麦畑なき今

岡本 政子

「麦秋」は、麦の穂が実り収穫期を迎えた初夏の季語。作者は、今頃になるとこの豊かな言葉を思うのでしょう。

佳作秀歌

生かされて生きる命か今朝もまた朝日を仰ぐ九十歳(くじゅう)を越えて

多田 シズモ

生かされている事、健康である事に感謝しつつ仰ぐ朝日。今日も作者にとって良い一日でありますように。

満月を見上げる孫の笑顔見て我も微笑み黙(もだ)して見上ぐ

藤澤 忠男

満月は幸せな気持ちにしてくれます。それを見上げる孫を、そして孫を見る祖父を。

五月雨を静かに聞きつつ亡き母に習い始めた経を読みたり

鈴木 とく

習い始めたお経をお母さまに読んでいる。外はしとしとと五月雨が降っています。いい場面を詠われました。

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