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2022年11月07日

「九十路未だ主婦の座とろろ擂る」2022年11月入選作品|老友俳壇

老友新聞2022年11月号に掲載された俳句入選作品をご紹介いたします。(編集部)

九十路未だ主婦の座とろろ擂る

近藤 貞子

齢九十代になっても、家事を担っている元気な人です。
その家事の一つは料理ですが「とろろ擂る」から、食事の用意は勿論、家事全般を立派にこなしている様子を想像させます。

蜩の鳴き継ぎながら暮れてゆく

荻野 徳俊

蜩は夏から秋に季節が進むことを知らせるような蝉です。次々と鳴く蜩の声を聞きつつ日暮を意識している様子に、夏を惜しむ気持や寂しさがしのべます。

向日葵に話しかけてる幼き子

鈴木 とく

幼い子供には人間も草花も同一の存在なのかもしれません。何を話しかけているのでしょう?無邪気な子供の姿を微笑ましく見守る作者です

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