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2020年10月07日

「今日もまた何するでなく夏夕べ」2020年10月入選作品|老友俳壇

老友新聞2020年10月号に掲載された俳句入選作品をご紹介いたします。(編集部)

今日もまた何するでなく夏夕べ

鈴村 三保子

暑さ厳しい日々は何も出来ず一日が終ってしまいがちです。加えて今年の夏は外出の自粛もあり、無為に過ごした物足りなさは格別でしょう。

陸橋は風のあるらし夏衣

王田 佗介

軽やかな夏服が風に翻る光景が目に浮かびます。作者が眺めているのは陸橋から少し離れたところ、そこは余り風が無いのです。風に吹かれているのは女性、絵にしたいような光景です。

蓮いま開く気に充つ媛御陵

近藤 貞子

高貴な女人が眠る陵墓、その周囲の濠に咲く蓮ですが、人気のない静まり返ったなかで、今にも開きそうな様子です。作者在住の奈良には仁徳皇后の磐之媛陵がありますのでこの御陵かもしれません。何れにしても官位高い気品を備えた女性の御陵に相応しい雰囲気が中七音から伝わります。

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