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2021年12月28日

12月は特選が2作品と無審査が2作品。|皇寿書壇2021年12月入選作品

12月は特選が2作品と無審査2作品が選ばれました(編集部)

特選

内山 光子(彩白)

竜門四品の一つ、孫秋生造像記を臨書して下さいました。
造像記とは仏像を造った、いわれの文を刻したもので、鋭い筆触は仏教国である北魏の信仰の厚さを感じさせます。
さて、お書き下さいました作は「一」字の入筆と終筆に鋭さが欠けていることが残念に思います。しかし全体的に力強く大胆に送筆され、運腕よく動き活気ある作なので特選とします。

中里 薫(紫泉)

初唐三大家の一人であるちょ遂良三十五歳の行書で、用筆は極めて清澄で変化の妙があり風趣豊かな絶品である枯樹賦を臨書して下さいました。
お書き下さいました作は「窮巷」の二文字に肥痩の変化が乏しく思いますが、「沈論」の二文字は肩の力を抜き沈着で強弱感があり、風合よろしく四文字を纏めております。今後更に深い線条の作をご出品下さるものと期待し特選とします。

無審査

塚田 濤石

楷書作はいきいきとした筆致で形意も上々です。
行書作は、確り紙面を押えた筆先は淀みなく堂々としております。
草書作は、穂先を深く沈めて力感溢るる仕上がりです。

森重 八舟

九成宮醴泉銘の特徴として線質は直線的で引きしまっています。今回お書きになりました作は滲む紙質の半紙を使用されていますので、澄んだ線条とならなかったものと思いますが、「有」字の縦線が湾曲ぎみで冷静厳粛な表現が乏しく感じることが残念です。
集字聖教序の臨書作は、ためらわずにのびやかに線を引かれていることが長所です。今後入筆する鋒先の角度や肥痩・遅速の違いを原帖をよく観察されますとより好臨となるものと思います。

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