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2022年03月25日

3月は特選が3作品と無審査が3作品。|皇寿書壇2022年3月入選作品

3月は特選が3作品と無審査3作品が選ばれました(編集部)

特選

内山 彩白

読み=司馬に(遷り)慰綏朔狄(イスイサクテキ)
漢の同年代に有名な西嶽華山廟碑がありますが、それよりも豪放な一面を見せる鮮干コウ碑を臨書して下さいました。
お書き下さいました作は、「狄」字の旁が稍ほか五文字から比較しますと線が細いのですが、穂先を深く沈め筆力があり味わい深い線条で緩みなく纏め上げていることを高く評価し特選とします。

外丸 暁子(暁峰)

読み=寿南山と共に長し
南山は中国の終南山のことでその姿形が確固不動であることから長寿の喩となった。
「寿」字の結構に稍安定を欠いたことを残念に思いますが、丁寧な点画構成で真面目な学書態度が窺えます。長寿を祝う言葉を意識されたのか、「長」字の終筆を気持ち良く引き、切れのある筆致にして清雅に全体を仕上げております。

飯塚 英子(翠瑤)

読み=仙露明珠も
王羲之の文字を集め、そのために各文字の脈絡に乏しいところがあるも字形は整然としている集字聖教序を臨書して下さいました。この作、送筆リズミカルに清勁なる線条で気品高く四文字を纏めております。
筆を少し柔らかい毛質の羊毫筆を使用されますと温雅な雰囲気の作になるものと思います。用具の検索も学書の一環ですのでお試し下さい。

無審査

齋藤 北城

二点自運書をご出品下さいました。楷書作は骨力のある形意で送筆の呼吸もよろしいのですが、「気・新」字の結構が、ほか三文字よりも小さく稍安定していなかったことを残念に思います。
行書作は筆脈・筆意をよく通し、切れのある筆致にして峻勁に五文字を纏めております。弾力のある送筆で字形にも妙味が有る「寒」字などは、将に冬枯れの山を意識しているようで、文学的表現された作に仕上がっております。

栗野 孤舟

方筆にして清勁に手堅く五文字を纏め、骨力のある形意で自信に満ちた書きぶりはさすが無審査の作です。
仮名用の改良半紙に少し濃いめの墨で書かれておりますので、紙が薄いこともあり収縮しシワが生じております。写真映りも悪いと思いますので、出来れば以前のように漢字用の半紙でお書き下さる方がよろしいかと思います。

森重 八舟

精密な用筆結構の九成宮の臨書作は、「勤・絶」字などはよく形臨されております。用筆はよく原本を見ている箇所と見のがしている部分とがあります。もう少し観察されますと、より好臨作とまります。集字聖教序の臨書作は、筆よく活躍して二行目の三文字は沈着な筆致で、形意よろしく佳く真似ております。

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