火山噴火の規模を示す指標で、略はＶＥＩ。０から８に区分されます。
最大規模の８は「破局的噴火」と呼ばれ、１万年に１度の頻度で発生。１月に南太平洋のトンガ諸島で発生した海底火山噴火は５～６とみられます。

世界有数の火山国、日本には世界の７％にあたる１１１の活火山があり、約９万年前の阿蘇カルデラ（熊本）などはＶＥＩ７と推測されています。

ＶＥＩ５だった富士山宝永噴火（１７０７年）と同規模の噴火が富士山で発生した場合、火山灰は東日本大震災での災害廃棄物の１０倍以上で、交通機関はストップ、停電や通信網遮断、家屋倒壊、健康被害などが起きると指摘されています。