孫に語り継ぐ戦争の記憶「奇跡を二度見る」
南京城外、中山稜の麓での過酷な部隊教育を終え、昭和15年11月に卒業し、原隊に復帰した。 私は15名の兵士の生命を預かる第一線の部隊長として作戦討伐に参加していたが、その途中、突然・・・
南京城外、中山稜の麓での過酷な部隊教育を終え、昭和15年11月に卒業し、原隊に復帰した。 私は15名の兵士の生命を預かる第一線の部隊長として作戦討伐に参加していたが、その途中、突然・・・
老友新聞2022年5月号が発行となりました。 おもな掲載内容をご紹介いたします。 【1面】 特集 いざという時の備えに 防災グッズと災害伝言ダイヤル 新連載 マコのよもやま話 <連・・・
1月、中国大陸南京城に珍しく大雪の降った年であった。 昭和15年4月下旬、初年兵教育が終了し、我が隊は揚子江北岸で作戦中の部隊に復帰した。教育助手をしていた私たちは総軍新設の金陵部・・・
人は皆この世に生まれこの世を去るまで、喜びと悲しみ、そして不思議な縁で、出会いと別れを繰り返しながら生きている。戦場での出会いと別れは、生涯心から消え去ることはない。「会うは別れの・・・
人類滅亡までの残された時間を象徴的に示す時計。米国の科学雑誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が毎年発表しています。 同誌はこのほど、これまでで最も短い過去2年・・・
大東亜戦争も末期の昭和19年。赤紙の徴用令によって私は大刀洗飛行機製作所に召集された。 私は輸送課に配属され、資材の発送、受取の仕事のため、連日大刀洗駅と製作所の間を何回となく往復・・・
「プーチンの戦争」といわれるロシアのウクライナ侵攻は、SNSを多用した情報戦の一面を浮き彫りにしている。 ウクライナのゼレンスキー大統領は、自らのSNSで、「私はここにいる」と首都・・・
「過ぎし日の戦の語り部」として、当時の日記を見ながら書いてみます。 ◇ 昭和18年5月14日。当時私は農後水道を守るため、愛媛県の宇和海に浮かぶ小さな島「日振島」に派遣さ・・・
大東亜戦争も末期の昭和19年。赤紙の徴用令によって私は大刀洗飛行機製作所に召集された。 輸送課に配属され、資材の発送、受取の仕事のため、連日大刀洗駅と製作所の間を何回となく往復し・・・
老友新聞2022年2月号が発行となりました。 おもな掲載内容をご紹介いたします。 【1面】 特集 パラ五輪で脚光「ボッチャ」の魅力とは? 【2面】 私の健康法 鈴木大地さん 髙谷典・・・