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コラム

2018年06月07日

引きこもりの平均年齢が高年齢化…34歳に!うち男性が7割

就学・就労せず、自分の家族以外との交流をもたずに自室で暮らす「ひきこもり」。NPO法人「全国ひきこもり家族会連合会」の実態調査で、高年齢化が進んでいることがわかりました。

調査によれば、2005年には28.1歳だった平均年齢が34.4歳になっています。2005年とそれほど変化がないのは初発年齢で、いずれも19~20歳からひきこもりが始まっています。
男性が7割。高校在学中不登校だった人や就職活動でつまずいた人などが社会と接点を失い、ひきこもるケースが多いようです。

くらしと統計「引きこもりの平均年齢」

2000年代初頭から目立ち始めた現象で、2010年には国も、グループカウンセリングや訪問面接などのひきこもり支援についてのガイドラインを制定。精神疾患のために就労が難しいケースも多く、家族会は各自治体に専門知識をもった職員の配置や、行政の縦割解消を求めています。

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