趣味
2026年01月29日
「電車乗ったら 静かな車内 スマホ見ている客ばかり」2026年1月入選作品|老友都々逸
老友新聞2026年1月号に掲載された都々逸入選作品をご紹介いたします。(編集部)
天の位
電車乗ったら 静かな車内
スマホ見ている客ばかり
山田 浩司
若者の相手はスマホ様のみ……ということ。
地の位
長いしがらみ公明自民
解けてすっきり 下駄の雪
小指からめて さよなら明日
別れ惜しんで 送迎車
秋はコスモス 紅葉(もみじ)に木の実
澄んだ青空 鰯雲
独り住まいの 我が家の庭に
温い日差しと 赤とんぼ
王田 佗介
王田さんの作は、ハガキの作品全てが入選レベルです。
人の位
消えた夢まで 掘り起こされて
引っ越し準備は 滞る
佐野 磯雄
今、引っ越すこの家に越してきた時の夢…。若かったなあ…。
五 客
二打流だよ 大谷選手
相撲で一番 大の里
鈴木 とく
「二投流」とは二つの武器を同時に使うことで、野球では投打兼任する選手のこと。それを敢えて二打流と表現して大谷選手を強調した。大相撲からは大の里を連れてきた。
山車(だし)を曳(ひ)いてるどんどんかっかっか
キラキラ輝く 子供の眼
酒もタバコものまずに生きて
どこに消えたか 貯金箱
下田 尚保
山車の「ドンドンカッカッカ…」が懐かしい。すぐ、お神輿を担ぐ年齢になりましたね。懐かしい。貯金箱も懐かしい!
秋が来ました 色づくもみじ
私米寿の 散(ちり)もみじ
節榑(ふしくれ)だちした 私の両手
語るその手が 我歴史
岸 慶子
貴女が米寿なら、選者の私は貴女より一歳上ですが、人生これからさ、と思っていますよ。後ろの作品のように力強く生きましょうね。
出直し 出直し 連呼はすれど
直したためしを まだ知らず
瀬川 征光
政治家への批判ですね。私個人としては、忘れ物ばかりして「玄関の出直し」をしてばかりいて、恥かしい。
芒(すすき)供えた 今宵の月を
異国の孫子も 見たのやら
手銭 美也子
お子さんや、お孫さん達が外国住まいなのですね。
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