趣味
2026年03月19日
「冬晴れの空の深さよ深呼吸すれば身体の悪が出でゆく」2026年3月入選作品|老友歌壇
老友新聞2026年3月号に掲載された短歌入選作品をご紹介いたします。(編集部)
一 席
冬晴れの空の深さよ深呼吸すれば身体の悪が出(い)でゆく
王田 佗介
「冬晴れ」の、キーンと冷たい印象の言葉がよく効いています。「空の深さ」と「深呼吸」の「深」の字の重なりが気になりますが、二句と三句の間を一字空けにすることで多少解消されそうです。
二 席
部屋深くさしこむ冬の陽追いかけて日向ぼっこす齢(よわい)となりぬ
岸 慶子
冬の、ある一日の情景。無声の、短いアニメーションを見ているようです。読者に、日向ぼっこの先を想像させて楽しい一首。
三 席
曾孫去ってガランと空いた部屋の中賑やかな日々が喜びだった
阿部 サウ
曾孫が帰った後の部屋。楽しかった様々な事が思い出され、寂しさは募るばかり。あの日々こそが喜びだったのだと改めて思います。
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