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2022年01月05日

「ビー玉に閉じ込められた朱の色が秋の日射しの中に華やぐ」2022年1月入選作品|老友歌壇

老友新聞2022年1月号に掲載された短歌入選作品をご紹介いたします。(編集部)

一 席

ビー玉に閉じ込められた朱の色が秋の日射しの中に華やぐ

福田 浩明

ビー玉の中には赤や黄色などの色が入っている事を思い出させてくれました。殊に朱色が、秋の陽に輝いている、そんな小さな発見が伝わります。「日射し」は、穏やかな秋の場合は「日差し」の方が良いかもしれません。

二 席

虫たちがかすかに鳴き合う声のみの聞こえて秋の夜深みゆく

荻野 徳俊

虫の声がかすかに聞こえる程静かな夜。そんな夜が更けていく秋の感傷を「深みゆく」がよく伝えています。「聞こえて」は言わなくてもわかる一語。これを他の言葉に置き換えてみましょう。

三 席

はざかけを遠くに眺め散歩するみのりの秋の長閑な時間

藤澤 忠男

「はざかけ」とは、刈り取った稲を乾燥させるために掛けておく物の事で「稲架」とも書くようです。稲の刈り取りが無事に終わった安堵感と、「みのりの秋」を実感しながらの散歩。贅沢な時間です。

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