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2022年02月04日

「棟上げに撒かれた餅が冬空を抜けて落ちくる歓声上がる」2022年2月入選作品|老友歌壇

老友新聞2022年2月号に掲載された短歌入選作品をご紹介いたします。(編集部)

一 席

棟上げに撒かれた餅が冬空を抜けて落ちくる歓声上がる

櫓木 香代子

餅が「冬空を抜けて落ち」てくるという描写が秀逸です。結句「歓声上がる」に、何人もの人達がそこに集っている事がわかります。今ではあまり見る事のできない棟上げのめでたい情景がよく伝わる一首です。

二 席

窓を開け朝の光に口ずさむ健やかにあれ老の一日

多田 シズモ

朝起きたらまずは窓を開け、きれいな空気を吸い、光を浴びる。そして歌など口ずさむ。多忙だった若い頃は、朝を楽しむそんな余裕がなかった事でしょう。「健やかにあれ老の一日」皆さんの思いでもありますね。

三 席

焼き牡蠣のわずかな汁を啜るとき潮の香りが鼻をくすぐる

荻野 徳俊

牡蠣の汁が潮の香りを運んで、作者を海へと連れて行ってくれるようです。牡蠣を食べながら、波の音を聞き風に吹かれる作者、そんな情景が想像されます。

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