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2018年01月02日

「年功助力」「熟戦力」2018年トレンド予想…高齢者も社会の一員としての役割を

2018年はどんな年になるのか。暮らしに関する8つの分野について、キーワードで占った「トレンド予測」をリクルートホールディングスが発表した。

一つ目のキーワードは、“カリスマ美容師”ならぬ「くるスマ美容師」。美容院に行くのが困難となった高齢者に、美容師が出張訪問するサービス。
60代後半から70代の女性は若いころからおしゃれを楽しんできた世代。年を重ねても美意識が高く、こうしたニーズが増えると予測している。

2つ目、3つ目のワードは、シニアの雇用環境の変化に関した「年功助力」と「熟戦力」。シニアが培ってきた経験・スキルを、即戦力として求める企業が増える。
人生100年時代、60~70代はまだまだ元気で、労働意欲も高い。企業の人手不足もあり、高齢者を戦力として取り込もうという状況が今後も続きそうだという。

このほか、生活を楽しみ、社会活動も充実している上司が尊敬される「ボス充」。働き方改革が進展すると、早めに退社して習い事や地域活動などに勤しむ人が増える。そうした人たちが次のアクションへ向かう前に気持ちを切り替えるために摂る軽い飲食「ピット飲食」が流行りそう。さらに、SNSを介して自己開示し結婚する「お見せ合い婚」なども。

2025年には人口の3人に1人が65歳以上という超高齢社会になる。それにともない社会構造や制度も大きく変化する。高齢者も社会の一員として一定の役割を担う。
そして、価値観が多面的になることでサービスも変化していく、という2018年のトレンド予測である。(老友新聞社)

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