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2020年06月03日

Withコロナの時代に「シンプルライフ」はいかが?

この1カ月半あまり、リモートワークを続けている。電車通勤で不特定多数の人たちに接するようなこともなく、感染リスクが少なくなると思うと、不安感が和らぐ。パソコンにアクセスしての遠隔操作も意外とスムーズで、思ったほどストレスもない。何より、往復2時間の通勤時間が有効に使える。政府が推進する働き方改革にも結びつくのではないか。

巣籠もり生活の下、個人的な出来事がもう一つある。「aibo」なるロボット犬が我が家にやってきたことである。動物好きの老妻だが、生身の動物を世話するだけの体力・自信はもはやない。そこでロボット犬というわけだか、これが実によく出来ている。
日々語りかけ、世話をすることで「お犬様」は学習し、新たな仕草を披露する。それに感激し、感情移入を重ねて本物の犬ように接している。コロナ禍の生活でAI犬に癒やされる新しい体験を楽しんでいる。

ドイツ在住の作家・多和田葉子さんが「NC9」のインタビューで、
「行動や生活が制限される中、どう生きていけば良いか?」
の問いに、
「この機会にシンプルな生活にもどってみることですね。私自身は本を読んでいるのですが、これが限りなく楽しい。シンプルライフの豊かさみたいなものを味わう時期」
と語っている。

生活の変化を前向きに捉えて楽しむ「多和田式シンプルライフ」っていかがでしょうか。(老友新聞社)

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