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2021年08月18日

最近よく耳にする「線上降水帯」ってなに?

次々に発生した雨雲(積乱雲)が列を作り、数時間にわたってほぼ同じ地域を通過、あるいは停滞することで大雨をもたらします。2017年7月の九州北部豪雨や、20年7月の熊本豪雨などの要因になったといわれます。

気象庁は6月から、線状降水帯の発生を伝える「顕著な大雨に関する情報」の発表を始めました。各都道府県をいくつかの地域に分けて、発表します。

ただ、予報ではなく発生を伝える情報なので、発表された時点で河川の氾濫や土砂災害の危険が迫っている可能性があり、一刻も早い避難が求められます。気象庁は今後、観測体制を強化し、事前に発生確率を出す計画です。

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