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2018年07月30日

「落ち着かない」「やる気が出ない」…その原因は「朝食ぬき」?

「朝食ぬき」は危ない

授業や仕事中に落ち着かない、なんだかやる気がでない、こうしたことを訴える人に聞いてみると、朝食を抜いていることが多いものです。

子どもの朝食摂取については、まったく食べない割合は減少してきているものの、食べないことがある小学6年生は11.3%、中学3年生では15.6%になっています。(内閣府平成26年版食育白書)
実は、朝食抜きの影響はその日限りのものではなく、人生を左右しかねないほどの深刻なものなのです。

脳トレで有名な東北大学の川島隆太教授は、朝食に関して大人を対象とする「後ろ向き追跡調査」を行いました。学生やビジネスマンに子供のころの生活習慣について振り返ってもらって朝食を食べない子供がどんな大人になるか分析・検証したものです。

まず、大学生を対象にした調査では、子どものころに毎日朝食を食べていた人ほど第一志望の大学に入学し、逆に朝食抜きだった人ほど第三志望以下の大学にしか入れなかったという事実が浮かび上がったそうです。
また、会社員を対象にした調査でも同様の傾向がみられ、朝食を食べていた人は第一志望の企業に就職でき、食べていなかった人は第三志望以下の企業にしか入れていないという結果でした。

小さいころについた習慣は根強いものです。大人になってからもその習慣が改まらず受験や就職といった大勝負で粘り強さを発揮できなくなるのかもしれません。
生活習慣は変えられないことではありません。また、お子さんがいらっしゃる方は、朝食抜きの影響がこんなに大きいものだとわかれば見過ごすわけにもいかないですね。ぜひ、朝食習慣をつけましょう。

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山本 晴義 医師
  • 心理カウンセラー

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