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2019年11月28日

20代の「異常」見落とさないで!いじめや暴行、長期間連続勤務が原因の場合も…

長時間労働や強いストレスが原因でうつ病などの精神疾患を発症して労災と認められた人が2016年度は498人に上りました。これは、厚生労働省の調査が始まってから最多です。

特定の原因としては、「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、または暴行をうけた」が74件で最も多く、「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」(63件)が続いています。「2週間以上にわたって連続勤務を行った」の47件や、「1か月に80時間以上の時間外労働を行った」の39件なども目立ちます。年代別では20代の増加が目立ちました。

厚生労働省は、平成23年度の認定基準見直しで、精神疾患による労災対象が広げられたことが、増加につながったとみています。認定までの期間が短くなったことも影響したようです。
このような現実を踏まえながらも、私は、今一度、職場全体で働き方の見直しを行う必要があると思っています。長時間労働は、身体に強いストレスを与え、睡眠時間および休息時間の減少にもつながります。これを繰り返した結果、脳や心臓に負荷をかけ、脳梗塞や心臓疾患を引き起こしてしまいます。うつ病などの精神疾患を引き起こすこともあります。

20代については、今までもお話してきましたが、上司の皆さんが温かい目で見守ること、日ごろからコミュニケーションをよくとることが大切です。部下の異常に気が付くことができるのは、一番近くにいる上司。しかし、日ごろの部下の様子を知らなければおかしさに気が付くことは絶対にできません。
直接のコミュニケーションをぜひ大切にしてください。

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山本 晴義 医師
  • 心理カウンセラー

日常よくある心の悩みについて、山本先生が解説します。心を健康に保ち、毎日健やかに過ごしましょう!

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