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2019年06月04日

後をたたない高齢者ドライバーによる交通事故。75歳未満の免許更新高齢者講習に疑問も…

高齢者ドライバーによる交通事故が後をたたない。

東京・池袋と大津市で母子・保育園児を巻き込む悲惨な死亡事故が相次ぎ、改めて社会問題視されている。東京都では、ゴールデンウイーク明けの3日間で、通常の2倍の1200人以上が免許返納を届け出た.

私事だが、先日、75歳未満の免許更新高齢者講習会に行ってきた。運転適性検査(視力・動体視力)と講義、実車指導の計2時間を終了すると「講習修了書」が渡される。これを持って警察署などで所定の手続きを経て新免許証が交付される。75歳以上の免許更新は認知機能検査が加わり、認知症と診断されると免許が停止・取り消しとなる。

実車指導は、3人一組で教習コースを回った。S字カーブ、車庫入れなど問題なく回り終了した。続いて、認知機能検査をクリアした同じ組の人が運転する番になった。
ところが、緊張からなのかハンドルを握る手が震え、おぼつかない運転。縁石に乗り上げ、車庫入れでは急アクセルを踏み込み、背面に衝突。さらにハンドルを切り返せず曲がりきれない。
素人目に見ても運転技能に疑問符がつく。このまま路上運転して大丈夫なのかと心配になった。しかし、ここは運転適性能力を検査するものでなく、講習の一環。安全運転技能の合否は問われず、受講者すべてに修了書が渡された。

75歳以上の免許保有者数は約513万人で、約3人に1人が保有する。年を重ねれば反射神経が衰え、とっさの対応が遅れる。高齢者講習を体験して、認知症検査と同じように「高齢者実車試験」を導入する必要があると痛感した。

今回の高齢ドライバーによる悲惨な事故を踏まえてか、警察庁でも「認知機能に問題がない高齢者対象の対策を進める必要がある」とし、検討する意向だ。(老友新聞社)

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