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医療と健康

2026年04月27日

「推し活」に頼り過ぎていませんか?

日常会話でよく使われるようになった「推し活」。ご存じかもしれませんが、その対象はさまざまです。代表的なのは俳優やアイドル、アニメやゲームのキャラクターなどですが、建造物、歴史上の人物などを推す人もいます。つまり、人に関わらず、自分が大好きなもので自分の気持ちや時間、お金などを充てて応援すること全般が「推し活」にあたるといえそうです。

私も、推し活という言葉が使われるようになるだいぶ前ですが、当時、妻が好きだった韓国のドラマを一緒に見ていて、ドラマ「冬のソナタ」や主演女優のチェ・ジウさんにはまった記憶があります。仕事の後、妻と一緒にドラマを見る時間が楽しみで、一日のストレスをためず、仕事もはかどりましたし、妻との会話も弾みました。

毎日の生活でストレスはつきものですが、推しの姿を見ると、元気になり、癒されますね。また、推し同士で交流できれば、連帯感を味わえ、楽しさも倍増します。

ただし、のめりこみすぎて、現実の生活をおろそかにしたり、収入以上にお金を使い過ぎて生活を圧迫したりしないことが大切です。コントロールが効かなくなる状態が進行すると、依存になります。依存にはアルコール、薬物、インターネットなどさまざまな依存がありますが、どれも、コントロールが難しくなり、やめたいと思ってもやめられない状態です。また、依存対象がないと強い不安やイライラを感じて、仕事関係や人間関係、健康に深刻な影響を及ぼします。

現実に戻ることがつらくなっていないか、推し活に頼り過ぎていないか、立ち止まって少し考えて、バランスをとることが推し活がうまくいくポイントです。

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山本 晴義 医師
  • 心理カウンセラー

日常よくある心の悩みについて、山本先生が解説します。心を健康に保ち、毎日健やかに過ごしましょう!

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