趣味
2026年06月17日
「啓蟄や老いて始める習い事」2026年6月入選作品|老友俳壇
老友新聞2026年6月号月号に掲載された俳句入選作品をご紹介いたします。(編集部)
天
啓蟄や老いて始める習い事
下田 尚保
啓蟄は二十四節季の一つで、三月五日頃です。暖かくなると冬眠していた地中の虫達が地表に出てきます。虫達だけでなく人間も老若問わず活動的になり、新しいことに挑戦したくなりますね。
地
つつがなく一つ歳とり花衣
畑 美保子
日本人にとって桜の季節は一年のけじめの一つでもあります。桜の頃になると、この一年も元気で過ごせたことを改めて意識するのでしょう。その喜びを花衣に託しています。
人
遠足のむすび不揃ひ父子家庭
鈴木 曻
父親の作ったお握りです。大小や形も一定していませんが、格別おいしい筈です。母親のいない子供への温かい情が籠もっているのですから。
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