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2026年10月06日

千葉市では半日で1カ月分の3倍の雨量。都市型水害から身を守ろう。

(※写真はイメージです)
地面が悲鳴を上げるほど、勢いよく水しぶきを散らす秋雨の季節。篠竹が地面に突き刺さるようにまっすぐ生えているのを見て「篠つく雨」という言葉が生まれた。秋の大雨は「秋潦(しゅうりょう)」ともいう。潦はひと文字で「にわたずみ」と読み、地面に流れてたまる大雨水のこと〈「暦の風景」より〉。

古くから日本人は、四季折々の自然に感じとった思いを言葉に紡いできた。が、今やそんな風情はどこへいったのか。今年の異常気象はすさまじい。

8月から9月にかけ、千葉県に線状降水帯が相次いで発生。13人が死亡し、住宅の被害は7000棟を超えた。千葉市では、半日で平年の8月1カ月分の3倍の雨が降ったという。

今回の豪雨被害で特徴的なのは、内水氾濫による都市型水害である。大雨によって下水道や排水路の処理能力を超えた雨水が、道路や低い土地にあふれ出す現象をいう。とくに注意が必要なのがアンダーパス(立体交差の低い部分)。車が浸水部分に突っ込んで、水圧で車外に脱出できずに亡くなる事故が発生している。こうした事例は各地で起きている。

異常気象の元をたどれば「地球温暖化」といわれる。気象庁のデータによれば、1時間降水量50ミリ以上の短時間強雨の発生回数は1970年と比べ増加しているという。都市型水害のリスクは今後も続きそうだ。大雨の際はアンダーパスには近寄らない―まず自らの身は自ら守ろう。

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