趣味
2026年10月08日
「日が暮れて迎え火焚きし町家訪う輪踊り熱く昭和たゆたう」2026年10月入選作品|老友歌壇
老友新聞2026年10月号に掲載された短歌入選作品をご紹介いたします。(編集部)
一 席
日が暮れて迎え火焚きし町家訪(と)う輪踊り熱く昭和たゆたう
瀬川 征光
盛岡のさんさ踊りは有名ですが、中心部での踊りだけではなく、それぞれの町屋を訪ねて踊るのでしょうか。結句「昭和たゆたう」に、昭和という時代への郷愁が伝わります。
二 席
敗戦日今もくっきり目に浮かぶ叔父の最後の軍服姿
阿部 サウ
「子供ごころに今でもはっきりおぼえています。叔父は海軍でした。」とお書きです。切ない戦争の思い出が身に沁みます。
三 席
施設より眺める列車一両は過疎地の姿まざまざ見せて
小林 良一
一両だけの列車であると、あえて感情を交えず事実を述べるだけで、過疎地の現実が伝わります。
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