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2021年02月26日

「孫の結婚 みな集まって 笑顔笑顔の いい笑顔」2021年2月入選作品|老友都々逸

老友新聞2021年2月号に掲載された都々逸入選作品をご紹介いたします。(編集部)

天の位

孫の結婚 みな集まって
笑顔笑顔の いい笑顔

向井 智恵子

下の句の笑顔三連発が利いて、お孫さんの御結婚式の雰囲気がよく出ました。

地の位

今日の買い物 ポイント5倍
シルバーパスさん 駆けつける

山田 浩司

5倍ものポイントが付くなら…と、足代ゼロのお年寄り達は勇み立ちますね。

人の位

年はいらない 戻れるならば
元の十九に 戻りたい

黒木 弘

沖縄の恋の歌「十九の春」に「今さら離縁と言うならば元の十九にしておくれ」とある。若い女性の覚悟が南国らしく明るく響く。田端義夫のヒット曲の一つ。

十 客

家伝守って する年(とし)用意
父祖を偲んで 掛ける軸

手銭 美也子

年の瀬の年迎えの慌ただしさが伝わってきます。よいお軸なのでしょうね。因みに「父祖(ふそ)」は祖父と父のこと。

富士のお山は 縦半分を
見せて片肌 雪化粧

勝亦 はる江

「御殿場に住んで93年。はじめて見ました」とある。富士山の片肌脱ぎですね。

佐賀ん魚(さかな)を応援します
九サバ藁スボ呼子烏賊(イカ)

櫓木 香代子

藁素坊(ワラスボ)=藁苞は有明海のみにいるハゼ科の魚。主に干物。九サバは唐津市と九州大学が共同研究して生まれた完全養殖のマサバのこと。呼子イカに続く県の大切な水産資源となっている。

八十路来し方 振り向く峠
悔いなくは無し 空遙か

王田 佗介

破調個所ですが「悔いなくは無し」が共感を呼びますね。

親は亡くても 故郷は恋し
風の中なる 野の仏

高木 まつ

野仏さまに心の温味(ぬくみ)を頂くのでしょう。

ナツメロ大好き 菅原都々子
澄んだ歌声 いつまでも

天野 照華

何と言っても「月がとっても青いから」。東京浅草公会堂前の「スターの手型」にも輝いています。

歳を忘れて 昔の演歌
歌は下手でも 褒められた

鈴木 とく

お若い頃、身に付いた歌の情感が聴き手の胸を打つのですね。

魔女になったの お空を飛ぶの
帚(ほうき)またいで得意顔

岡本 政子

曾孫さんのこういう顔は何とも言えないのでしょうね。

朝な夕なに コロナのニュース
老へからだも 身構える

冨田 いつ子

百年前からコロリ退散と叫ばれ、狐狼狸と書かれて怖れられていました。コロリと死ぬからの命名とも。

目には見えない コロナのお方
漫遊散歩は もう止めて

鈴木 三保子

そこへ行く、様子のいいコロナの方!水戸黄門を気取って諸国漫遊するのはもう止めてネ。

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