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2023年06月01日

自分にとって何が必要で、何が必要でないのか見極めることから始めよう。

「断捨離」ブームと言われて久しい。不要のものは捨ててスッキリした暮らしをしよう――言われてみれば「なるほど」と思う。

ゴールデンウイークの1週間、妻の断捨離に付き合いヘトヘトになった。

山村の生家は、20年近く前に両親が亡くなり、家財道具を置き去りにしたまま廃屋状態になっている。体が動くうちに、タンスや布団、食器類まで一切合切処分しようと決意した。何より人様に見られたら恥ずかしいと妻は言う。

業者の4トントラックが4~5回往復してやっと片付いた。スッキリした状況に90歳近い兄姉から「ありがとう」の感謝の言葉をいただき妻はご満悦。

さて、我が身の「断捨離」「終活」はというとそれらしきことは何もしていない。生来ものぐさな私は、日常生活でも散らかし放しで、「片付けて!」とお叱りを受けること再三。

最近話題となった五木寛之さんの『捨てない生き方』(マガジンハウス刊)が思い浮かぶ。五木さん曰く「ありとあらゆる雑多なモノを捨てないで、そういうものたちに囲まれて暮らしていると、モノにはひとつひとつ『物語』がある。喫茶店のマッチであろうと、バーのコースターであろうと、思い出の縁(えにし)になる」という。

他人から見ればガラクタでも、当人にとっては思い出や生きる支えだったりする。断捨離は、自分にとって何が必要で、何が必要でないのか見極めることから始めよう。

 

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