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2021年08月16日

「詫間海軍航空隊空襲秘話」~本紙読者投稿より

昭和20年2月19日、米軍の艦載機であるグラマン戦闘機80機が、数十回に渡り詫間、観音寺航空隊と、豊浜の暁部隊を空襲した。
予讃線(四国旅客鉄道)も銃撃され、死者2名、重軽傷者10名、そして地上で飛行機6機が破壊された。

また7月29日には、詫間航空隊にとって最大の空襲を受けた。約50機のグラマン機が、爆撃と掃射を加えてきたのだ。虎の子であった二式大艇がやられて海上で炎上した。

このとき、目覚しい活躍をしたのが粟島沖に停泊中の雄洋丸の機関砲であった。雄洋丸は南方に行く輸送船で、約30人の海軍防空兵が搭乗していた。これが元気者揃いで、捻り鉢巻、褌一つの素っ裸で、急降下してくる敵機と渡り合ったのだ。勇敢な兵士2名が戦死したが、グラマン2機を撃墜させた。

このとき、航空隊は一機も応戦しなかった。下士官を下宿させていた町民は「なぜ飛び立って応戦せんのや……そんな兵隊さんは出て行ってくれ」と泣いて怒った。

実は、海軍航空隊は、敵が上陸するまで、飛行機温存のため応戦を禁じられていたのであった。(香川県 K・Y)

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