コラム
2024年06月13日
相続の準備その6
(前回はこちら 相続の準備その5)
田舎にお墓を相続された方もいると思います。元気なうちは自ら田舎に墓参りを出来ましたが、段々足腰が弱くなると墓参りも大変となり年々足が遠のくことになります。その分、息子達が立ち寄ってくれればいいのですが、そのことを息子達に要求する法的な権利はありません。息子達が墓参りをするにしてもその気持ちに任せるしかありません。
また、墓守も無料とはいきません。管理費用等の費用も発生します。
このような場合、相続人である息子達とも相談しながら墓じまいをするとか、田舎の墓を現在住んでいる近くに持って来る等、決めておかれるのがいいでしょう。
相続が開始し、遺産争いが発生すると、墓をだれが相続するかについても争いが生じますので、あらかじめ争いが少なくなるよう考えておくことが大事です。
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