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医療と健康

2026年06月23日

「怒り」は自分自身が生み出している

怒りは厄介な感情です。自然な感情で、なくせませんが、時には人生を壊してしまう可能性も高く、うまくつきあう必要があります。

また、怒りは自分自身を守るための感情ともいわれています。人は心と身体の安心・安全が脅かされそうになると怒りを感じることから、そのように呼ばれるのでしょう。

このように、怒ることは当たり前のことであり、決して悪い感情ではありません。しかし、なぜか私たちは怒りの感情をいけないことや、恥ずかしいことと捉え、否定して抑え込んでしまいがちです。

これは「怒って言い過ぎてしまった」など、怒りについて後悔する経験が多いからかもしれません。つまり、怒り自体が悪いのではなく、「悪い怒り方」をするから後悔をするのではないでしょうか。

「アンガーマネジメント」 は、怒りで後悔しないように、怒る必要のあることは適切に怒り、怒る必要のないことは怒らないようになることを目指しています。多くの講座が開かれ、本も出ていますので、自分でトレーニングをすることもお勧めです。

また、どのような怒りにも原因があります。そして、怒りの原因には大抵の場合、その人の持っている「~すべき」が関係しています。この「~すべき」は我々の理想や譲れない価値観などを表しています。その「~すべき」が、その通りにならないときに怒りが生じるのです。

また、「~すべき」は、自分にとって譲れない大切なものですが、当然のように人それぞれ違います。人によって違うものだということを認識し、怒りは相手や状況のせいではなく、自分自身が生み出しているということに気づくだけでも、怒りはコントロールしやすくなるでしょう。

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山本 晴義 医師
  • 心理カウンセラー

日常よくある心の悩みについて、山本先生が解説します。心を健康に保ち、毎日健やかに過ごしましょう!

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