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2022年05月30日

いざという時の備えに~防災グッズと災害伝言ダイヤル

去る3月下旬、福島県沖で最大震度6の地震が発生した。福島から宮城、岩手県らの住民は、東日本大震災の恐怖を思い起こしたという。その際の揺れは関東にも及び、東京電力管内で210万戸の停電(※注)が発生した。これをきっかけに多くの人が防犯グッズを見直しているのではないだろうか。そこで今号は、本当に備えてよかった防犯グッズと、安否確認のために知っておきたい災害伝言ダイヤルの使い方を改めて紹介しよう。

〈※注〉UFR自動動作による停電=送電網を保護する装置UFR(周波数低下リレー)が自動的に作動して起こった停電

災害用伝言サービスとは?

災害が起きたとき、災害が発生した場所にいる人たちの安否を、離れて暮らす家族や親戚、友人たちは一刻も早く知りたいと思うし、また被害のあった土地の人たちも早く知らせたいと思うだろう。
だが、そのとき多くの人が一斉に被災地に電話をかけると、回線が混み合って電話が繋がりにくくなる。そのため総務省や各通信会社が推奨しているのが、災害用伝言サービスだ。
災害用伝言サービスの基本的な仕組みを説明しよう

●災害用伝言ダイヤル「171」
利用できる端末…加入電話、公衆電話、ひかり電話、災害地避難所などに設置される公衆電話など。
・171をダイヤル
・録音の【1】をダイヤル
・自宅の電話番号をダイヤル
・メッセージを録音
・【9】をダイヤルして終了

●災害用伝言板「web171」(NTT)
利用できる端末…パソコン、タブレット、スマートフォン、携帯電話など。
・「web171」(https://www.web171.jp/)にアクセス
・電話番号を入力
・文字で伝言を入力して登録

●災害用伝言板 (各通信会社)
利用できる端末…スマートフォンなど。
使用している通信会社の専用アプリを入れ、災害用伝言サービスを利用。文字での安否確認メッセージを登録。確認する側は、相手の電話番号がわかれば通信会社を問わずインターネットから確認できる。

以上のサービスはそれぞれ連携しているので、どのサービスを使用しても伝言を確認できる。ただし、被災地の人が伝言を登録したときの電話番号を知っていなければならない。家族、親戚、親しい人たちの間で、災害時にどの番号を使うか事前に確認し合っておこう。
但し必要なアプリやサービス内容など通信会社によって異なる部分もあるので、詳しくはご自分が契約する通信会社で確認してほしい。

食品備蓄は最低3日~1週間分

次に防災グッズについて考えよう。
農林水産省発行の『災害時に備えた食品ストックガイド』によると、備蓄は最低3日~1週間分が望ましいということだ。水や非常食から多機能ラジオなどまでセットになった防災グッズを購入するのも一案だ。
ここでは、普段の生活に取り入れられ、災害時には非常に役立つグッズを紹介しよう。

◆キャリー・ザ・サン
ソーラー充電式のランタン。軽量で折りたたみ式でコンパクト、防水仕様でキャンプ等アウトドアでも使用され、インテリアにしても美しい。

◆SONAENOクッション型多機能寝袋
一見普通のクッションだが、災害時には寝袋として利用できる。枕付き、貴重品ポケット付き、顔がすっぽり隠せるフードと災害時を考慮したデザイン。

◆ミニコンロ
コンロがあればよかったという被災者の声は多かった。キャンプにも用いられる小型のものが避難の際にも持ち運びしやすいのでおすすめ。

記者の知人は、災害時に備えて1ケースの水を車に積んでいるという。
備えあれば憂いなし。読者の皆さんも普段から情報を集め、基本の防災グッズの他に自分に絶対欠かせないものを加え、いざというときに備えてもらいたい。

災害時のために用意しておきたいもの

災害時経験者が、用意していて良かったと思ったもの、なくて困ったものをまとめて一覧にしたのが次のものだ。

《飲食糧》水、お茶、清涼水、果物を含めいろいろな種類の缶詰、お菓子類等

《備品》乾電池、モバイルバッテリー、ソーラー電池、懐中電灯、カセットコンロ、カセットボンベ、ラジオ(特に手動発電式)、簡易トイレ、使い捨てカイロ、防寒用アルミシート、小銭、トイレットペーパー、ティッシュ、ウエットティッシュ、湯たんぽ(寒い時期にお湯がもらえたときは保温になり、翌朝の洗顔、歯磨きなどにも利用)、メガネ等

 

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