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2018年09月04日

超高齢化時代の「お墓事情」は?家族葬・樹木葬・散骨など…明朗会計、低料金のプランへ。

お盆過ぎに、亡くなった義兄の墓参りに行った。
由緒ある都内の寺の一角にあり、樹木葬である。嫁いだ一人娘に墓守りの負担をさせたくないと、生前から夫婦で決めていたそうだ。

超高齢化時代は多死社会でもある。
2003年に年間死亡者数が100万人を突破して以来年々増加し、団塊世代が高齢化する2030年には160万人を超えると言われている。
時代や社会環境の変化に伴い、葬儀・供養のあり方も変化し新しい形が現れている。

樹木葬も、そうしたひとつである。
名前の通り、木や花を墓標として遺骨を埋葬する。継承者がいなくても購入でき、宗旨宗派を問わず自由な供養が選べる。費用(使用料)は一人当たり30~80万円と経済的負担も少ないのが特色だ。

都市部では、お墓を持たず、海洋や森林に散骨する自然葬を望む人が増えている。
ほかに、納骨ができる新しい形の仏壇、遺骨をペンダントにして身に着ける手元供養、自宅内の小さなお墓(室内墓)など、新しいトレンドが次々に生まれている。
葬儀も、費用が掛からず簡素な形を望む人が増加。家族とごく親しい人のみを招いて行う「家族葬」が一般的となっている。

年を取れば交際範囲も限られ、高額・不透明な葬儀費用ではなく、明朗会計・低料金の葬儀プランに人気が集まるのは必然と言える。
こうした流れは今後ますます加速していくとみられる。

お墓を取り巻く事情は変化し多様化していくが、「日本人の宗教心が薄れた」ということではない。「お墓を大切にしたい」と思う人の割合は40年前と比べてむしろ増えているという。(老友新聞社)

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