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2018年10月01日

70歳はまだまだ働き盛り?「人生100年時代」を掲げるも高齢者就労環境の整備が急務

 総務省は9月17日の「敬老の日」に、65歳以上の高齢者推計人口(9月15日現在)を発表した。

70歳以上の人口が前年に比べ100万人増えて2618万人となり、総人口に占める割合は20.7%(前年比0.8ポイント増)と、初めて20%を超えた。これは団塊の世代(1947年~49年生まれ)が2017年に70歳を迎え始めたことなどが要因。
65歳以上の高齢者人口は前年より44万人増加し、3557万人になった。総人口の28.1%(0.4ポイント増)を占め過去最高を更新した。

80歳以上は31万人増の1104万人(総人口の8.7%)。このうち90歳以上が14万人増の219万人で、2年連続で200万人を超え、長寿化が浮き彫りに。男女別の内訳では、男性が1545万人、女性は2012万人で、女性が初めて2千万人を超えた。

日本の高齢化率28.1%は世界で最も高く、2位のイタリア(23.3%)より4.8ポイントも上回る。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、高齢者の割合は2040年には35.3%まで上昇する見通しで、3人に1人が高齢者となる。
2017年の総務省の労働力調査で、高齢者の就業者数は807万人と過去最多となった。一方で15~64歳の生産年齢人口は6割を切って労働力不足が深刻化、「働く高齢者」の存在感が増している。

政府は「人生100年時代」を掲げ、高齢者の就労環境の整備を急いでいる。継続雇用年齢を65歳から70歳へ引き上げることを検討。それにともない、年金の受給開始年齢が70歳を超えても選択できるようにする考えだ。

『70歳はまだまだ働き盛り』そんな時代が目の前にやってくる。(老友新聞社)

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